バイオパーク&ペンギン水族館


全国のペンギンファンにとって、長崎は聖地なのだそうです。ご存知でしたか? 何がそんなにペンギン好きを惹き付けるのかというと、1959年にオープンした長崎水族館が日本最高水準のペンギン飼育技術を誇っていたからなのです。長崎水族館そのものは経営難のために1998年に閉鎖されてしまいましたが、ファンや関係者の強い要望に後押しされ、2001年春「長崎ペンギン水族館」として新たにオープンしました。新しい施設は旧水族館の側に建てられ、今後周囲も海浜公園として整備されていくようです。詳しくは公式サイトをご覧ください。

  


私はペンギンには詳しくないのですが、何種類ものペンギンが一堂に、しかも間近に見られてしまうのは確かに魅力的でした。左の写真は水槽側面から見た様子です。かなり深さがあり、陸上ではもったもったとした動作のペンギンが誇らしげに泳ぎや潜りを披露しています。右の写真の右側、長老のオウサマペンギンのギン吉君です。左側はギン吉君の娘・ペペちゃんだそうです。2羽とも老齢のため、すでに目が見えなくなっています。食欲もあまりないようで、飼育係のお兄さんが一生懸命くちばしをつついてサカナを与えていました。ギン吉君、いくつだと思いますか? なんと、1962年から長崎で飼育されているんですよ。冬場はペンギンのパレード等のイベントもあるようです。ファンならずとも要チェックです。
追記:2002年2月11日、ギン吉君が飼育期間39年9カ月15日(世界最長)で亡くなりました。長い間、人気者の座を守り続けました。お疲れ様でした、ギン吉君。


長崎雑記帳